異業種から30歳未経験でIT業界へ転職した話~その③

転職

今回は職業訓練へてIT系の企業に入社した際の話を振り返ってみようと思います。
これから自分と同じように異業種から未経験でIT業界へ転職しようと思っているかたにとって、少しでもご参考になれば幸いです。

※表現について厳密には意味が異なる場合もあります。
自分の解釈が誤っている場合もございますのでご了承ください。

前回のお話はこちらです。
異業種から30歳未経験でIT業界へ転職した話~その②

IT企業について

IT業界では働き方で大きく3つに企業が分類されるようです。

自社開発

自社でシステムの企画、開発、リリース、リリース後の運用保守までを一貫して行う企業
例)楽天、メルカリ、LINEなど

受託開発

企業や組織から依頼されたシステムやソフトウェアの開発を行う企業
例)NTTデータ、SCSKなど

SES(技術派遣)

自社ではなく客先の企業に常駐しエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービスを行う企業
例)大企業から中小企業まで様々
※受託開発の企業でも行っている場合があるようです

就職の難易度は「自社開発 > 受託開発 > SES(技術派遣)」が一般的なイメージで「自社開発」が難しく、SES(技術派遣)は比較的入社しやすい印象です。

自分が職業訓練へて転職した企業はいわゆる「SES(技術派遣)」の企業でした。

入社した会社はIT企業?派遣会社?

入社した企業を選んだ理由は就職活動1社目の企業で採用を頂けたのが理由です。

「30歳、未経験」でIT業界への就職活動はかなり苦戦すると思っていました。
また、職業訓練に3カ月通っていたとはいえ、前職を辞めてから約半年ほど経っていたので正直焦りもありました。

そのため、待遇等を気にしている余裕はなくとりあえずどこでもいいから就職したいという気持ちが強かったです。

入社した企業(以下、「A社」)では、「正社員」の形で採用して頂きました。

「SES(技術派遣)」はその名前の通り、所属している企業ではなく派遣先に出勤し常駐して働く形になります。

一般的な派遣とは厳密にいうと指揮命令の権利や雇用形態が異なるらしいのですが、実際に現場で働いていた自分の印象としては派遣社員として働く感覚でした。

会社の事業が「SES(技術派遣)」のみの場合、基本的に会社の売上を上げる商品は「エンジニア(勤めている人)」になると思われます。

会社の利益 = 常駐先企業から支払われるエンジニアの単価 ー エンジニアの給料など

自社で何らかのwebサービスを提供しているならまだしも、HP上ではITについてそれっぽいことを謳っているにもかかわらず、実際には「SES(技術派遣)」しかしていない企業は派遣会社と何が違うのか?今でもよくわかりません。

入社までのあれこれ

「A社」にて面接後、採用の連絡を頂いた後の入社日までは

  1. 入社手続き(基本的にメールでのやり取りのみ)
  2. 入社前に常駐先となる企業へ訪問
  3. 入社初日は常駐先へ出勤

という流れでした。

入社手続き

入社面接後の入社手続きは基本的にメールのみでした。

また、「A社」と入社面接時はとにかく採用してもらうことしか考えていたなかったので年収などについてこちらの要望は一切しませんでした。

入社にあたり最初の3カ月間は試用期間があるといわれ、試用期間中の給料は総支給額で15万円とのことでした。

いくら未経験の試用期間とわいえ、都内の企業で正社員の給料15万はなかなか衝撃的でした。

入社前に常駐先となる企業へ訪問

入社前に上司に連れられて一度、自分の常駐先となる企業へ訪問しました。

事前情報も特にないまま、指定された場所へ伺いました。

自社の上司と常駐先となる企業のプロジェクトマネージャーさんの3人で面談をしました。

プロジェクトの概要等を説明頂いた記憶があるのですが、知識のない自分にとっては意味不明なことばかりで訳も分からず面談は終わりました。

入社初日は常駐先へ出勤

「SES(技術派遣)」企業にて未経験者を採用した場合、自社等で2,3カ月研修期間がありその後常駐先へ派遣するところもあるかと思われます。

しかし、「A社」では研修等は一切ありませんでした。

そのため、不安しかない状態で入社後の初出勤日が常駐先への初出勤となりました。

その④へ続く。。。

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